震災で一時帰国した国費留学生の再来日費用支援と私費留学生への学習奨励費追加採用

震災後、私がmixiやツイッターなどで「カムバック、しえ〜ん！を」などと、おやじギャクを連発していたせいだとは思いませんが、文科省は、震災後に一時帰国した国費外国人留学生の再来日のための航空券を支給するなどの支援策を決めました。

国費留学生約１万１千人のうち約770人が、岩手・宮城・福島３県の沿岸部など、支援の条件となる災害救助法の対象地域に住所があるということです。

対象地域の私費留学生のためには、日本学生支援機構が私費留学生に支給する「学習奨励費」の追加募集をします。支給対象は、震災で経済的困窮に陥った成績優秀者とのこと。大学院生が月額６万５千円、学部生は同４万８千円。阪神大震災のときも「学習奨励費」の追加募集をしましたが、国費留学生の再来日のための航空券支給は初めてのことです。

■東日本大震災に関する外国人留学生への支援等について(2011.4.7 文科省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/04/1304763.htm

■平成23年度私費外国人留学生学習奨励費給付制度（災害被災者追加採用）について(2011.4.11 日本学生支援機構)
http://www.jasso.go.jp/scholarship/saigai.html