日本の海外広報はどうなっているのか?

帰国して、ちょっとブログ更新が滞ってしまっていました。8日間、日本にいなかったため、何かと用事が溜まってしまったのです。

震災と原発事故で後、大学や日本語学校から、2週間で6万人の留学生が帰国したということですが、その後、何人くらいが戻ってきたのでしょうか。また、留学が決まっていた人の内、何人がキャンセルしたのでしょうか。

まだ、その集計はまとまっていないようです。

ただ、日本語学校に尋ねると、どこも留学生が大幅に減っていて、まだ来るのか来ないのか、はっきり分からない留学予定者もいるとのことです。

経営上の危機に瀕している日本語学校も少なくない様子です。

しかし、日本語学校経由で大学や大学院に入学する留学生は全体の5割前後いますから、来年度は確実のその数が激減することでしょう。交換留学などで海外の協定校から大学に留学してくる留学生も、もちろん、当面は減ることでしょう。

その意味でも海外への正しい情報の発信が、今ほど必要なときはありません。

さて、日本の海外広報は、どうなっているのでしょうか。今後、あと2回ほどは、この面に注目して考えてみたいと思います。