「震災で留学生減 ビザ簡略・母国語ブログ…官民が勧誘策」

土曜日のブログを書いた後に、ちょうど朝日新聞夕刊の1面が標記タイトルの記事を掲載しました。

震災後の学校と法務省風評被害による留学生激減に対応しようとした様子を伝え、また、カイ日本語スクールの留学生によるブログについても詳しく伝えています。

さらに、「震災復興支援日本語学校協議会」が、政府に留学生への資金援助を要請する一方、被災地に留学生をボランティアとして派遣する計画に触れています。留学生が直接、被災地に貢献することで、留学生支援の機運を高めたい狙いがあるとのこと。

同協議会は、5月26日の夜行バスで、東京から留学生たちと仙台市方面の被災地に赴き、家屋内に堆積した土砂の排出作業の支援活動をして、27日夜に帰京予定です。募集は留学生100名。詳細は(株)移民情報機構(〒104-0061 東京都中央区銀座3-13-17 辰中ビル4F 電話03-3546-3443)までお問い合わせを。 (※追記:主催者に問い合わせたところ、参加希望が殺到して、200人を超えたので、また次回募集するとのことです。)

法務省入国管理局によると、震災直前の1週間に、在留資格が「留学」の外国人出国者数は6025人だったのに対し、震災後の1週間では3万3163人に急増。発生後4週間後までに計7万170人が出国したといいますが、時間の経過とともに出国は収まってきているということです。

また、文科省によれば、全国の国公私立70大学の留学生2万376人中、4月20日時点で通学圏内にいたと確認できたのは約87%の1万7643人。東北地区では2316人中814人と約35%。

震災で留学生減 ビザ簡略・母国語ブログ…官民が勧誘策 (2011年5月22日15時32分 Asahi.com) http://www.asahi.com/edu/news/TKY201105210196.html