ベトナムのテレビ出演初体験

今晩、ベトナムの国営テレビ、VTVのチャンネル2という教育テレビの番組を収録しました。

日本とタイとでは、数回、テレビに出てきましたが、ベトナムでは初めての体験でした。

全体では90分の番組で、60分はベトナム国内の進学について、あとの30分は、海外留学についてで、これまで欧米豪等への留学特集を組んできたとのことですが、今回、日本から日本語学校と専門学校が参加する留学フェアがハノイホーチミンであり、そのため多数の学校が日本から訪越中で、日本留学特集として、この番組の収録となったわけです。

私は、たんなるコーディネーターのつもりだったのですが、一昨日の夜になって、まず、日本留学の概要を話してくれ、時間は2分だ、と言ってきました。

普通なら、2分と聞いただけで即座にお断りしますが、今回は、せっかくの機会だからと引受けてしまいました。

しかし、2分で何を話せというのでしょうか……。

冷や汗をかきながら、ごく概観を伝えるだけに終わってしまいましたが、何とか2分、機関銃のように話し続けました。

放映時には、あまり観たくない気がします。

しかし、何と言う国でしょう。日本で言えばNHKの教育テレビが、国内での進学と海外留学との90分特別番組をシリーズで放映しているのです。

それだけ、教育熱心ですし、留学にも関心が高いと言えます。

米国に1万3000人と、一般的には英語圏への留学が多いのですが、近年、中国、韓国への留学も急激増えているとのこと。これと対照的に、街の日本語学校の日本語学習者が急減していると、そこここで耳にします。

手遅れにならないうちに、何か手を打つ必要があります。

まだ、大丈夫……、か、な?