「地方から留学 塾が応援」

ちょっと早めの夏休みで、2日間、休載しました m(__)m

魚沼に行って塩沢の花火を見て来ただけです。ちょうど2か月前の5月16日の日記の写真の水田の苗は、今はもう、青々とした稲穂を付け、秋の実りに向けて成長していました。

今日の朝日新聞生活面に標題の記事が載りました。*1

36年の歴史のある静岡県浜松市の学習塾「和田塾」が「ISC留学net」*2を2年前に立ち上げ、地方の塾や語学学校に参加を呼び掛けて、高校生・大学生の留学や語学留学の世話をするようになったとのことです。

確かに、留学を扱う会社は東京を中心とした大都市に集中していますから、中小の都市の学習塾などを通じて留学の情報提供ができて、また、手続きができれば、大都市以外に住む留学希望者には大きな力となることでしょう。

それと、離れた場所にある留学を世話する会社では、頻繁に訪れて相談するというわけにもいきませんから、留学希望者に身近な塾や中小の語学学校を拠点にするアイディアは優れていると思います。

ただ、朝日新聞にコメントを求められて話したことは、どれだけ最新の詳しい情報を相談窓口で協共有することが出来るのか、また、とくに高校生などの感受性の豊かな時期に、その子どもに、より適切な留学先をうまくマッチングできるだけの留学先の選択肢をそろえることが、なかなか難しいのではないか、ということです。もちろん、日本からの支援体制をしっかりする必要があるでしょう。

こうした課題をクリアできれば、大都市以外からの留学の大きな力となっていくことと思います。

*1:地方からの留学 塾が応援 http://digital.asahi.com/20110717/pages/life.html 有料サイトです。

*2:ISC留学net http://iscnet.jp/